ツイルグレーバッグ
みなさま、いかがお過ごしですか?
いつも同じようなことを言っていますが、もう3月なことにびっくり。この記事を書くのがこんなに遅くなったことにも自分でびっくり。今回紹介するバッグは昨年の秋に作ったものです。
手作りバッグの中でここ数年一番活躍しているのは、グレーのポンチ生地で作ったトートバッグ。軽くて大きさもちょうど良く、グレーで殆どの色に合う!だから、もう一つグレーのバッグを作りたいなぁと思っていました。
今回選んだ型紙は、RLR Creations Sewing PatternsのXanadu 2。
”2”と名前につくからには”1”のオリジナルバージョンもありまして、そちらは大きく旅行やジムバッグ向き。私が使った”2”の方はハンドバッグサイズです。”2”はさらにサイズオプションが2つあり、私は一番小さいサイズのミニを選びました。
さらにさらに、底の仕様のオプションも選ぶことができ、一つは底にぐるりとファスナーがついて仕切りがあるタイプ、もう一つは私が選んだファスナー仕切りなしで色の切り替えだけがあるタイプ。
結果から先に書きますと、このパターンとっても良かったです!
設計自体もよく、機能性抜群な装飾もいっぱいのデザインです。その分パーツが増えて縫うのも手間にはなりますが、頑張って損はないかと思います。
パターンが推奨する布はキルト用コットン(シーチングみたいな感じ)やdecor fabric(家具やカーテン、クッションなどの物に使う布)となっていました。Decor fabricの平均の厚みがどんな物かよくわかりませんが、私が使ったのはキルティング用コットンよりも断然厚く硬いツイルを使いました。ロンドンバックパック 2.0と斜め掛けバッグに使ったツイルの残りです。
予想通り、しっかりとした自立するバッグになったのはとても良かった!けれどなんせ縫うのは大変でした!
一本も針を折らなかったのに、もはやびっくりするレベル。所々ミシンに謝りたくなるくらいの重労働をミシンちゃんにさせてしまいました。
初心者の方や、ミシンに重労働をさせたくない方は、その辺は要注意ですね。シーチング程度の厚みに留めておいた方が良さげです。
ポケットがついてるバッグって大好き。これは外ポケットも二つ!スリップポケットとファスナーポケットが一つづつ。
Sallie Tomatoのファスナーは今回も大活躍。タータンチェックのトートで使ってとても気に入ったものなんですが、おしゃれなメタル風に見えて(スライダーは実際メタル)、歯の部分はナイロン!だから切ったり縫ったり扱いがとても楽。
布に合わせたグレー&ガンメタル色のファスナーも前回同様、Thread Count Fabricsより購入。
ファスナーの両端の部分の処理は一番難しかったかも。ここが重なる布の層が一番多くて縫いにくく…最終的には手縫いに変更した部分もあります。
このバッグ、リベットをたくさん使うため作り終える頃にはリベットの取り付けにすっかり慣れました。
金具はファスナーと色を揃えて金具は全てガンメタルで。
内ポケットも両サイドに装備。こちらもファスナーポケットとスリップポケット。
内布はCotton + SteelとRifle Paper Co.のコラボ生地のアリスシリーズです。こちらはシーチングのような厚さのキルト用コットン。
両サイドのナスカンは斜めがけ用のストラップに取り付けられる仕様。斜めがけ自体はとても便利ですが、私はこのバッグでは使わないかも。
結構マチがたっぷりあるから体に添いにくく斜めがけがしっくりこなくて。このバッグは手で持って使うことが断然多いと思います。
私が厚手の生地をチョイスしたこともあり、今までで一番縫うのが大変だったかもしれません!でも作って良かった〜〜!デザインも好きだし、機能性も高くて大満足です。
色も大きさも好みだから、きっと大活躍してくれるはず!
Mar 1, 2021