西の魔女の靴下
今年も残りあと1ヶ月、というフレーズを使う時期がやってきてしまいました。
もはや毎年恒例で、この時期になると今年作ったものを今年中にブログにアップしなければ!と焦り出します。笑
ハロウィンを迎える少し前、西の悪い魔女(オズの魔法使いに登場する魔女)からインスピレーションを得て、緑と黒のしましま靴下を編んでみました!
緑色の毛糸は、オズの魔法使い(映画ではなく原作の本の方)に登場する、エメラルドシティがイメージのカラー。
カナダの手染め糸ブランド、GingersnapがRiver City Yarns(カナダの毛糸屋さん)のコレクションのために限定で染めたもの。まだ少し在庫が残っていますよ。
黒い毛糸はRCY Hat Trick Semi-Solid in Backcheck。
参考にしているパターンは、Vanilla Sock with Gusset & Choice of Heel by Jo Torr。
使用した針: 2.25 mm
こういう、明るい緑とイエローが混ざった色って、多分好まない人もそれなりの数いるような気がします。でもこれ、編んでみたらすごく可愛い!靴下映えします。
私もちょっと半信半疑だったけど、編み上がったらとてもお気に入り。
西の悪い魔女は、映画等では緑色をした魔女で黒い服を纏っています。そして西洋の魔女ってしましまの靴下を履いていることが多い。それで、この色の組み合わせで、ハロウィンに向けてボーダー靴下を編んでみたというわけです。
今回のボーダーは、私がいつも使うようなセルフストライピングヤーン(糸を変えなくても自動的にボーダーに編める糸)ではなく、2色それぞれ別の毛糸を交互に編み変えています。
そうすると気になるのが色の段差。
輪編みでボーダーを編むとき、どうしても色を変えた部分がスムーズにつながらず、色と色の間で段差ができてしまうのです。
それを防ぐ方法はいくつかあり、”段差の出来ないボーダーの編み方”等で検索したらたくさん見つかると思います。
私が中でもお気に入りなのは、Atelier Knitsさんが紹介されている”段差のできないボーダーの編み方”。この編み方なら、1段や2段と段数の少ないボーダーにも使えて見た目も綺麗で素晴らしい〜!ブログの記事は日本語、写真もたくさんあってわかりやすいのでおすすめです。
今回もこの方法を使い、ちゃんと段差はなく編めたのですが、なんとなくもっと上手くできたような気もします。色を変えるとき、ちょっと緩くしすぎたのかな?裏に渡る黒い糸の方が表からうっすら見えてしまっていますよね。次はその辺りも気を付けてみよう。
でも段差自体はないし、履いちゃうと全然気にならない位程度です。
この靴下は普段編むものより、少し長めに編んでみました。ちなみに私はいつもトウアップで、つま先から編み始めます。
いつもの長さだとショートブーツと合わせた時、カフの部分しか見えなくって。今回はちゃんとしましまの部分をチラ見せできるよう、少し長めにしてあります。
Dec 3, 2020