バカンス柄のGilbertシャツ

ステーショナリーなどを扱うブランド Rifle Paper Co. と、生地メーカー Cotton + Steelがコラボし始めて早数年。発売以来、北米のソーイング界で大人気の生地です。

毎シーズン異なるテーマを発表しているようですが、2016年に発売になったデビューコレクション、「Les Fleurs」を覚えてらっしゃる方はおられるでしょうか。このコレクションから私は2種類コットンを購入。(そしてその数年後にレーヨンを1種類買い足しました。)

そのうちの一つ、花柄の方は数年前、すでにワンピースに仕立てました。実は緩くなってしまってもう着ていないので姪っ子用にリメイクしようかなぁと考えてます。

もう一方のコットンの方はBon Voyageという柄の名前の通り、夏らしいバカンス柄!お気に入りでもう5年ほど温存してきましたが、やっと使うことにしました。

近くで見ると、所々にゴールドのラメ入りプリント。見てるだけで元気が出るような色柄です。

これを購入した当初は、サンドレスにしたいなぁと思っていました。でも温存しているうちに気が変わって…何せ、カナダの気候ではサンドレスを着られる時期が短いし、リゾート地で着るような服装をする機会もそうそうない。

というわけで代わりに、もう少し出番の多そうな半袖シャツに仕立てることにしました。

パターン: Gilbert Top by Helen’s Closet

今回初めて使ってみる型紙です。Helen’s Closetというインディーデザイナーさんの型紙を使うこと自体がおそらく初めて。

これね、かなり思い描いていたものに近く仕上がったと思います!

PDFパターンなのだけど、説明もわかりやすくてとても使いやすかったです。デザインが少しずつ異なるバージョンごと、プリントアウトする部分が変わるのですが、ちゃんと「このバージョンならここをプリントアウトする」と明記してあるのが大助かりでした。

意外と書いてないメーカーのも多いんですよね。だからこういう痒い所に手が届くような親切な説明書きはありがたい。

 
Gilbert 開襟シャツパターン、折り返しの袖先
 

今回サイズ補正はしませんでしたが、かなり良い感じに出来上がったと思います。

半袖シャツはこういう折り返しのカフデザインが好き!これがあるだけでちょっとおしゃれになりますよね。

 
 

今まで開襟シャツといえばWillametteパターンを使ってきました。Willametteはテロンとした薄手生地にぴったりだし、ドルマンスリーブで袖の柄合わせがないのも楽なので、これからも登場する機会は多いと思います。

でも今回使ったような薄手でもハリのあるような生地だとかは、断然Gilbertパターンが重宝しそう!今のところ、1番お気に入りの開襟シャツパターンとなりました。

Gilbertの開襟は、Willametteよりも尖が小さく全体的にこじんまりとした形。よりソフトな印象になりますね。

 
 

胸ポケットもいいアクセント。

今回はほんのり水色が入ったクリアなボタンを使いました。思ったよりも目立たなくて、遠目で見るとボタンが付いていないみたいかも。

開襟デザインと、元気なバカンス柄で、南国の雰囲気満載。アロハシャツのよう。着るだけで元気が出そうで嬉しいなぁ。

Moiponさん著、『Joy of Sewing さぁ、縫おう』の見返し処理の仕方を今回も参考にしたのですが、途中まで進めて気がつきました。

このパターン、元々見返しの端まで綺麗に処理できるタイプだった!

とはいえ、工程は増えますが私的にはMoiponさん著のやり方を挟んだ方が、より確実に綺麗に仕上がるなという印象。

自分しか見ないけど、内側が綺麗なのって気分が良いですよね。

Gilbert 開襟シャツ

いかにもアロハシャツ風ですが、肩や胸周りは割とコンパクト。ウエストにかけてもうっすらと(本当にほんのりだけど)絞ってあるデザイン。

だからゆとりはあるけどダボダボはせず、すっきりとした印象。

Gilbert 開襟シャツ

持ってないけど、バミューダパンツとかに合わせたら夏らしくてきっと可愛い。

前裾を結ぶデザインのバージョンは、スカートやワイドパンツ派の方にもきっとぴったり。

この開襟シャツ、夏の定番パターンになりそうです。

Jul 29, 2021

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