オレンジ色リーフ柄のワンピース：Myosotis
みなさんどうもこんにちは。
以前友人が「１０日過ぎたらその月ももう終わったようなものじゃない？」と言っていました。
１０日まで行けばその月の折り返し地点は目前だし、後半は前半以上に過ぎるのが早く感じ、月末まであっという間だ、と。
なるほど確かにそんな気もします。
２月に更新しようと思ってたのに、いつの間にか３月も半ば。
大人になると日々が過ぎていくのが何でこんなに早いんでしょうね。
前回投稿したワンピースは１年前に縫ったものでしたが、今回は去年の秋（だったか冬の始まり）に縫ったものです。
去年の夏に縫ったものもまだ紹介しきれていないのですが、春夏物はまだ仕舞ったままなので…衣替えしたら去年縫った夏物も投稿できたらと思います。
今回紹介するのは、今シーズンお気に入りパターンの一つとなった、
Deer and DoeというブランドのMyosotis Dressという型紙を使ったワンピース。
Deer and Doeはフランスのパターンメーカー。
型紙はフランス語か英語か選択できる（はず）です。（私はフランス語はできないのでいつも英語一択。）
フランスのパターンメーカーやデザイナーさんって、北米のそれとは一味違う、シンプルながらもロマンティックさがあるデザインのものが多くて最近気になっています。
Deer and Doeは以前Orchidéeという型紙を使ったことがあり、そちらも大満足の出来上がりとなりました。
Myosotis Dressも、ソーイングコミュニティの中で評判もよく愛好者がたくさんいて以前から気になっていたデザイン。
サイズ展開は３４（ヌード寸法バスト８１cm・ウエスト６０cm・ヒップ８６cm）〜６０（バスト１４７cm・ウエスト１２６cm・ヒップ１５２cm）
とサイズインクルーシブ仕様。
「欧米の型紙は大きい」という声を目にしたことがありますが、
大きいサイズの展開が日本より多いだけで（私にはとてもありがたい）、
一番小さいサイズは欧米の型紙も日本の洋裁本もそう変わりはないと思います。
ただ日本の号数とは異なりますので、サイズ記号ではなくヌード寸法と出来上がり寸法をよく見てサイズ選びすることが大事。
また欧米のインディーブランドはサイズ補正の仕方までしっかりサポートしてくれるところが多く（型紙に載せきれない情報はウェブサイト、ブログ、YouTube、などで補完されています）、とても助かります。
（↑なんだかスカートがコクーンのような形に写っていますが、普通のギャザースカートです。私が着るとちゃんとシルエットが出るので、このトルソーが細過ぎて形が正しく出ないのかも。そろそろ私の体型に近いものが欲しいです。）
使用した生地は、
Art Gallery FabricsのWild Forgottenというシリーズから出ている、「Vine Starling」という柄（レーヨン１００％の生地）。
Art Gallery Fabricsはコットンの布が好きで以前も使ったことがありますが、レーヨン生地も色柄が綺麗に出ています。
ただ薄手なので、スカートに裏地（キュプラ）をつけました。
この生地、トーンを落とした渋い茶オレンジといった感じのとても素敵な色合い。
でもオンラインショップの画像だとあるお店ではすごくビビッドに見えたり、また別のところではかなり渋く見えたりと、写真に写すのが難しい色合いだったようで。
実際にお店で手に取ってみたら好みの色合いだったので購入を決めました。
ボタンはなんとリサイクル紙からできたもの！
質感も紙からできているようには全然見えず、加工されているのでもちろんお洗濯もできるし、丈夫にできています。
Core Fabricsで購入しました。
シルエットを少し絞れるように、背中のダーツを利用して細リボンをつけました。
でもあまりきつく結ぶと座った時苦しいし、ゆったり目にしか結ばないのであってもなくてもシルエットに変わりはなかったかもしれません。
だけど後ろ姿にデザイン性が加わるので、細リボンって好き。
他の変更点は
長袖にしたこと
スカートをミモレ丈にしたこと
襟ぐりの開きを上げたこと
襟の高さを少し低くしたこと
袖は、Closet Core PatternsのNicks Dressという型紙を使いました。
この袖、一見普通の手首にゴムを通したギャザー袖かと思いきや…手首にまずタックが入っているんです。そしてその後ゴムを入れるデザイン。
そうすることによりゴム＋ギャザーを入れても、布で手首がもたつかないのがとてもお気に入り。今シーズンいろんなものに使いまわした型紙です。
この色合いと柄、パターンもとても気に入っていて、かなり好み（そして今の気分ぴったり）に仕上がりました！
Mar 11, 2024
