リバティ ロス柄のワンピース
デイジー柄のVネックワンピースで自分の好みのパターンだと確認できたので、同じ型紙を使いちょっとスペシャルなワンピースを仕立てました。
パターンはMegan Nielsen Patterns の「Darling Ranges」。(14ー30サイズもあります。)今回はリバティのタナローンを使いました!
パターンの変更点:
基本的な変更はデイジー柄のVネックワンピースと同じですので、詳細はそちらの投稿をご確認ください。今回はそれに加え、
身頃の丈をマイナス1センチ
スカートのティアード位置を7センチ移動
スカートの全体的な長さは前回と一緒。(ふくらはぎの一番太い部分が隠れる程度のミモレ丈。)
ですが切り替えの位置を7センチ分、上の部分を短く下の部分を長く変えてあります。
リバティの生地については私が説明をするまでもありませんが、もしかしたらご存じない方もいらっしゃるかもしれませんので一応。
リバティ社は英国の老舗百貨店。そのリバティ社が出している生地の総称をリバティプリントと言うらしいです。(私はいつも短く「リバティ」と言ってしまいます。)
中でも有名なタナローンは細い糸が用いられた上質なコットン生地。とてもしなやかで艶があります。
リバティプリントは豊富な柄や色使いはもちろんのこと、ブレたりしない繊細なタッチと色付けがとても美しい生地です。
生地のままでも美しいけれど、お洋服に仕立てた時が一番よく見える「仕立て映えのする生地」、それが私のリバティプリントの印象です。
今回はロス(Ros)と名付けられた柄のタナローンを使いました。お花には詳しくないのですが、これはパンジー柄で合っているのかな?
いろんな色が出ており、白ベースのロスは可憐な雰囲気。
私が購入したのはネイビーベースに赤いパンジー。普段はこういう色合いってあまり選ばないのですが、挑戦してみました。
繊細なのにドラマティックな感じが新鮮で思った以上に気に入っています。
ボタンはくるみボタンで。模様が細かいのもあって、共布のくるみボタンはほとんど目立ちません。ボタンの存在感を控えることによってちょっとドレッシーに見えたらいいな〜という魂胆。
前回のデイジー柄のVネックワンピースと同様、こちらのワンピースもとても着心地良く仕上がりました。可動域の確保もバッチリで、腕を動かしても窮屈な感じがしません。
このワンピース、お呼ばれの機会がありそのために作ったのですが、それならということでお揃いのバッグも縫いました。
Pisa Bow Bagというパターンです。バッグの詳細はリバティリボンのパーティーバッグという投稿に載せてあります。
ちょっとおめかしな機会のために仕立てたワンピースですが、ぺたんこサンダルやスニーカーなどで簡単にドレスダウンもできるデザインだと思います。
ここ数年ワンピースにスニーカーを合わせる着こなしがトレンドですよね。
おめかしするときにヒールを合わせるのも気分がしゃんとしますが、日常は可愛いと心地よさ(動きやすさ)を両立するのがやっぱり一番。
ワンピース+スニーカーはそういう意味でも大好きな着こなしなので、ぜひ定番化してほしいです。
Jun 20, 2022