ジンジャーブレッドハウス色の靴下

2019年の秋、Knit City というバンクーバーで開催される大型の毛糸・クラフトフェアを訪れました。そこで The Cozy Knitter というインディーブランドから、ハロウィン色とクリスマス色の靴下用毛糸を購入。

ハロウィン色の方はその年のハロウィンまでに編み上げたのですが、クリスマス色の方は2年ほど経ってようやく今年編みました!

 
 

毛糸Gingerbread House (ベースはBliss) by The Cozy Knitter

参考にした編み図Vanilla Sock with Gusset & Choice of Heel by Jo Torr (トウアップ)

編み針:2.25 mm Addi Rocket Squared

模様編み等がないシンプルな靴下は基本いつも編み方は同じ。

上に挙げた編み図を参考に、自分のサイズに合わせて目数など細かい点を変更しています。

編み手順などは編み図通りで、私はつま先から編み始めるトウアップ派。

 
 

The Cozy Knitterさんのソックヤーンは、しましま模様が自動的に編み上がるセルフ・ストライプの毛糸と、つま先やカフに使う単色糸のセット。

今回はクリーム色の糸が付いてきました。

ジンジャーブレッドハウスと名付けられた色のセットですが、ピンとこない方もいるかな?

クリスマスシーズンに欧米でよく作られる、お菓子の家と言ったらイメージしやすいかもしれないですね。

あのお家は、ジンジャーブレッドと呼ばれる生姜風味のクッキーを使って作られています。

だからジンジャーブレッドハウス。

この毛糸はクッキーの茶色やクリスマス装飾に多い赤、緑、白のしましまですが、この色の組み合わせ、ちょっとハンバーガーっぽくもありませんか?

どちらにしろ、美味しそう。

 
 

今回は普段編む靴下よりも若干長めにしておきました。だからカフ(履き口)付近は増やし目をしてあります。

 
 

この色の縞々、かわいい〜!

ハロウィン色の靴下の投稿を読んでくださった方は覚えてらっしゃるかもしれませんが、ハロウィン色の靴下は、いつもよりキツめに編み上がりました。

編み目がきつい分、柔らかさがあんまり感じられないなぁという感覚もあり。

ハロウィン靴下の経験を踏まえ、今回はいつもより若干大きめに編もうと思っていました。

つま先から編み始めるのが私の「いつもの靴下」。

20目作り目をし、60目まで増やし目をします。

今回は作り目20目、増やし目は64目までを試みてみました。

そしたらなんと!

びっくりするくらい大きい。

4目増やしたとはいえ、そんなに?と思うほど大きくなっていったので、不思議に思いつつも一旦解いて60目で編み直し。

結局ハロウィン色の方と同じ目数で編んだのに、それでもクリスマス色の方が一回り大きい。

 
 

なぜだ?

考えられるのは、使った編み針の変化かなぁ。

以前はAddiというメーカーのTurbo Rocketという針の2.25mmを使っていました。

が、割と最近同じメーカーのAddi Rocket Squaredというタイプに変えたんです。

双方ともに輪針(サーキュラー)、素材はメタル、サイズも同じ2.25mm。

なんですが、Rocket Squaredの方は手で持つ部分にほんの少し凹凸の質感が施されており、ツルッとした丸い針ではなく四角い仕様。

そのおかげで安定して楽に持てる快適さがあります。

靴下を編むような細い針って編んでいると力が入って手が痛くなりがちなので、快適さを求めてRocket Squaredに変えたんです。

そのおかげで、指先や手首までリラックスして針が持てるようになったのですが、それが逆に編むテンションを変えたのではないかなと。

私はもともとサイズ感はきつめよりはゆとりがある方が好み。

だから今回の靴下が若干大きめに仕上がったのはまぁいいんです。

編み目が緩い方が柔らかさも増しますし。

ただ編み目が緩いと今度は編み目を揃えるのが難しい。キチキチ過ぎず、ダルダル過ぎないちょうどいいところに落とし込みたい。

とっても細かい話ですが。

そんなわけで、今いくつか針のサイズや種類などを変えて、どれが一番好きなのか試し編み中。

これはまた別の記事にしますね。ゲージは奥が深くて時にミステリー。

 
 

細かいゲージの話はさておき、この靴下とっても気に入っております。

タイツの上から重ね履きすることを考えたら、若干大きめなサイズも結果ちょうどよかったかも!

Dec 12, 2021

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