ボタン開きのギャザーブラウス【 Roscoe】
Roscoeというパターンを使って薄グリーンのブラウスを作ったあと、ぜひコットンローンでも作ってみたい!と思い立ち早速製作を開始しました。
薄グリーンの方はビスコースツイル(レーヨンのような感じ)で作りました。とても気に入っています。
が、もう少しハリのある布の方がこのパターンのギャザーを活かせて良いのでは…と思った次第。
ギャザーのあるデザインの時は、ボリュームを出したくなくて落ち感のある布を選びがちなんですが、今回はあえて!
ふんわりデザインに挑戦してみました。
使用した布
今回の布も、よくお世話になっている Blackbird Fabrics さんで。
一応ですが…PRとかアンバサダー、ギフト等では全くなく、純粋にただのお客です。カナダは服地を専門に扱う布屋さんがそこまで多くなく、決まったお店で買いがち。
加えてここのお店は人権問題、環境問題(サステナビリティ)など社会問題に対しても真摯で、よく売上の一部を地元団体へ寄付もしている様子。そんなところもとても好印象です。
肝心の布の話ですが、こちらはコットンローン。
薄手で軽くふんわりとしていますが、落ち感は少なく薄手なりにハリも多少あります。
小花柄に使われている、少し色褪せたような赤っぽいオレンジ色が絶妙でちょっとレトロな雰囲気もあり。とっても可愛くて気に入っています。
使用した型紙
Roscoe Blouse & Dressは襟元にギャザーのたくさん入ったラグラン袖のデザイン。
(サイズ数は日本の号数とは異なります。また、洋裁パターンのサイジングは欧米のアパレルブランドの一般的なサイズ数とも異なることが多いです。ヌード寸法と出来上がり寸法をご確認ください。)
パターンアレンジ
このRoscoeというパターン、元はプルオーバータイプのデザイン。型紙自体にボタン開きのバージョンは含まれておりません。
でもSNSを見ると、このボタン開きアレンジはとっても人気の様子。
ボタン開きへのアレンジの仕方はTessutiというブログの記事を参考にしました。
詳細と補足は、『薄グリーンのRoscoeブラウス』の投稿を見てみてください。
今回はそのアレンジに加え、さらに
前の開きを若干上げる
所々ワンサイズ下げる
袖をもう少し短くする
という変更を新たに加えました。
手首が見えるこの袖の長さ、ばっちり。
薄グリーン、そしてこのローン、共に薄手ではありますが、落ち感(ドレープ)があるのとないのでは、出来上がりの雰囲気も当然かなり変わってきます。
どちらも気に入っていますが、今は特にこのふんわり感が気分かも!
ローンは縫いやすいし、ギャザーが本当に綺麗に出ますね。いつもよりちょっと丁寧にギャザーを寄せたのですが、ちゃんとやる甲斐のある生地でした。
今回の着画で着ているパンツは『オリーブ色のFree-Rangeパンツ』です。
前回、前々回と、雪が降ったり溶けたり…みたいなことを書いたと思います。
先週また吹雪いたのですが(私の住む地域では軽く積もった程度でしたが、ちょっと離れた場所では40センチ近く積もった地域もあったのだとか)、週末はまた暖かくて。
日中15度超えたのかな?
秋〜冬のあいだずっと氷点下だったり雪に覆われていた地方が、急に15度超え日差しが強くなると夏みたいな気分になるんですよ。
この季節は何を着たら良いのか悩む〜!
しばらくの間はあったかい予報。そろそろ5月ですし吹雪くのは先週で最後かなぁ。(5月も降ることはありますが、4月に比べたら断然割合は低め。)
5月はお呼ばれの予定があるので、それに向けたワンピース作りも始めようと思っています。
Apr 25, 2022