読書感想:『Dark Souls: Masque of Vindication』
みなさんどうもこんにちは。
4月は愛犬(ハイシニア)の具合が悪い時期がしばらくあったのと、夫の出張が重なったのとで読書があまり進みませんでした。
というのも今月の本は…
『Dark Souls: Masque of Vindication』(邦題:『ダークソウル 弁明の仮面劇』)Michael A. Stackpole 作
なんと!あの!ダークソウルのオリジナル小説。
先月まで読んでいたハードSFから一転して、今度はダークファンタジー。
読書は就寝前にすることが多いのですが、夫が出張中の時は夜は絶対怖くないものしか読めず(子供か。)
さらに愛犬の調子が悪かった時期が重なりワンオペ介護だったもので、夜には私も疲れ果てて本を読むことなく寝てしまう日が多かったのです。
このブログをしばらく読んでくださっている方ならご存知だと思いますが、私はゲーム『ダークソウル』シリーズのファン。(ダークソウル リマスタード、ダークソウル3、エルデンリングの記事もいくつか投稿しています。)
こちらのオリジナル小説は昨年10月に発売になっていたのですが、読むのをとても楽しみにしていました。
「オリジナル」と銘打っているだけあり、話も登場人物もゲームとは全く異なる完全に新しいストーリー。(でもバンダイナムコエンターテインメントの監修も入っているそうです。)
ロードランやロスリックを舞台に繰り広げられるゲーム通りのお話を期待していると肩透かしに遭ってしまうかもしれません。私は事前にその情報を聞いていたので、今のところガッカリ感などはなく、読み進めています。
邦題『ダークソウル 弁明の仮面劇』の今作は、KADOKAWAの企画だそうですが世界同時発売するために海外(英語圏)の作家を探したのだとか。
そのために原作は英語、題名は『Dark Souls: Masque of Vindication』となっています。
その辺りのことは「ファミ通.com」の「『小説ダークソウル』を翻訳担当の安田均氏が語る。」という記事に詳しく載っていました。
企画から発売までおよそ5年かかっているそうです。
小説を書くのには時間を要する、と分かってはいても実際にその数字を聞くとすごいなぁと思います。
前職で商品の企画・開発に少し携わらせてもらっていたのですが、私が携わったプロジェクトは企画から発売まで半年〜1年半くらいのことがほとんどでした。
それを考えると5年って長いなぁと。
発売になった時の喜びや安堵もひとしおでしょうね。
今回は原作が英語ということで、頑張って英語版を読んでいます。
ゲームのソウルシリーズも(というか私が好むような、中世っぽい世界観のファンタジーアクションゲーム系全般)、現代の日常では使わないような単語や言い回しが出てくるのでちょっと難しいんですよね。
小説版も同じくですが、電子書籍で読んでいる分単語検索がすぐできるので助かっています。
実はまだ半分も読めていないのですが、なんとか5月中に読み終えたい!
愛犬の体調も持ち直しているので今月はサクサク進められたらいいなと思います。
ゲームでいうところのカタリナ騎士やソラールさんのような、みんな大好き癒しキャラみたいな人物が果たして小説にも登場するのかどうか、ちょっと楽しみ。
May 3, 2023