カナディアンロッキー/ヨーホー 2018

先週末、夫と愛犬と共にロッキー山脈へ旅行に行ってきました!今回ステイしたのはヨーホー国立公園内にあるフィールドという小さな町。

到着した日は小雨の降る少し霧がかった天候でした。こういう山の天候も実は結構好きで。アウトドアな観光をするには不便ですが、静かな雨の降る中ロッジに座って木々や地面が湿っていく様子を眺めるのも悪くないものです。

ひんやりとし、ジメジメではない潤った空気、白い霧雲が山々を覆って。深呼吸がしたくなります。

お宿は前回も泊まってとても良かったTruffle Pigs。もし宿泊する機会があるならば、是非とも併設のビストロへも行ってみてほしいです!

同じロッキー山脈の中にある他の国立公園、バンフやジャスパーも大好きなのですが、ヨーホー国立公園もいいですよ〜。バンフやジャスパーにある町と比べ、ヨーホー内の町フィールドは規模が断然小さく静か。ヨーホーは山々がすごく近く感じます。

ロッジに到着したのは夕方で小雨だったこともあり、この日はロッジ周辺を軽くお散歩してその後はお宿でまったり。

出発前に自宅でご飯やらスナックやらを作って持ってきていたので、この日は持参したシチューをキッチン付きのお部屋で温めていただきました。フィールドにはお店がほとんどなく、唯一ある小さな小さなスーパーがちょうどお休みだったので、準備万端で色々食料を持ってきていて良かったです。


翌日はレイクルイーズへ!前回来た時も同じような時期だったのですが、今回はまだかなり凍ってました。今年は私たちが住んでいる都市も冬が長く、雪も遅い時期まで降っていたので、きっとロッキーでもそうだったのでしょう。

湖の周りをぐるっとハイキング。平坦で距離も長くないのでハイキングというよりはお散歩ですが、まだ雪が残っていてその分ちょっと大変でした。

その後はバンフの町のスーパーでちょこっとお買い物し、町の中を流れるボウ川のほとりをお散歩。ボウ滝の辺りまで歩きました。


三日目は楽しみにしていた友人夫婦との合流!以前同じ都市に住んでいたのですが、友人夫婦が遠くへお引越ししてからはあまり会えずじまいでした。ヨーホーはちょうど中間地点的な位置にあるので、事前に計画し待ち合わせしました〜!

友人たちは夕方ごろの到着予定だったので、私たちはその前にエメラルドレイクへ。

ちょっとびっくりするくらいまだ凍っていました。というのも前回同じ時期に来た時は完全に雪解けしていたんです。

凍った湖も美しく迫力ありますが、この日は風も穏やかで、少し溶けた部分から覗く鏡面が素晴らしかったので、全部溶けていたら良かったな〜!

前回はこちらでも湖の周りをぐるっとハイキングすることが出来、それがとても良いコースだったのですが、今回はまだまだ雪深くコースが埋まっていたので歩けませんでした。

友人夫婦と合流した後はフィールド近辺をお散歩。そしたらエルクの群れを見つけました。今回の旅行中、エルクの群れをかなり見つけることが出来ましたよ。

もちろん近寄ることはせず、そっと眺めただけ。スマホで遠くから撮ってあとでクロップしたので、画質は良くありませんが、、野生動物の観察はロッキーでの楽しみの一つ。

三日目は予定していたハイキングコースがまた開いておらず(夏場限定でオープンのよう)、予定を変更することに。

私たち夫婦は夏場ではなく春か秋にロッキー山脈を訪れるのが好きなんです。夏より空いていて静かだし、蚊などの虫の心配も少ないし、まだ涼しいし。あと山脈に雪が残った景色も好きで。

ただヨーホーってバンフやジャスパーより標高が高く春の訪れが遅いんです。前回はたまたま雪解けしていたのでうっかりしていましたが、この時期はヨーホー内は行けるところがまだ少なかったのがちょっと残念。(バンフやジャスパーならこの時期でも観光できるところはたくさんあります。)

ハイキングコースの代わりに、こんな素敵な川辺スポットを発見!

お友達夫婦の愛犬、ボーダーコリーのアニーちゃん。水辺はもちろん、自然全てが大好きな元気な子。大はしゃぎでその様子が見ていてとても可愛かったです。とってもいい笑顔。

もみじは昔から水が苦手。外やお散歩は大好きだけど、陸地のみ!笑 この時も水のすぐ近くまで行って様子は見るものの、川に足をつけることはありませんでした。笑

友人夫婦はもう1匹、ちょうど面倒を見ていたワンちゃんを連れて来ていました。小型犬なんですがタフで自然を大満喫していました。犬をたくさん連れてのアウトドアはより一層楽しさが増しますね!

ランチを取った後、友人たちは帰路へ。たった1泊で、私たちに会うため長旅をして来てくれたことに、とっても感謝。久しぶりに会えて本当に嬉しかったです。

私たちはその後、ハイウェイ93 (別名アイスフィールドパークウェイ)を北上し、コロンビア大氷原、ジャスパーを経由して家へ帰ることに。バンフとジャスパーをつなぐこのルートをドライブするのは初めてだったのでワクワク!

バンフとジャスパーの境、コロンビア大氷原があるあたりは特に山が近くて迫力があり、オススメのドライブです。ただし冬季は雪崩注意エリアが多く、道路状況も悪いので閉鎖してます。開いている夏季も、野生動物が飛び出して来たりする細い道もあるのでどうか安全運転で。(国立公園内はそういう場所が多いです。)

かなり標高が高く、雪もたくさん残ってます。

コロンビア大氷原では大型バスツアーがあるのですが、犬連れなので私たちは行きませんでした。でも普通の駐車場からちょっと歩くだけで結構近くまで行くことはできます。

もうしばらくの間、ロッキーの氷河は年々溶けて小さくなっていると問題になっています。ここもパッと見られる範囲は狭くあまり迫力がないと思うかもしれません。

でもこれ見えている部分や徒歩やバスで行ける部分より、実はもっと奥まで広く氷原になっています。氷原や氷河はここだけでなく、ロッキー山脈の中にいくつか存在します。

大量に見れたエルクの群れ以外は、ヨーホーとバンフでは野生の動物をあまり見かけなかったのですが、ジャスパーに差し掛かったら、ブラックベアが見れました!

道路のすぐ脇でお食事中。私たちは車の中からそっと見守ります。実際外で遭遇してしまったら怖いけど、車の中からそっと見る分にはとっても可愛い。

写真を撮らなかったのですが、他にヤギの群れなんかもジャスパーでは見ることができました。


今回の旅行もとても楽しかったのですが、一つ現実的に考えることがありました。それはもみじの年齢。もみじは今11歳、今年で12歳。小型犬なのでまだすごい老犬というわけではないのですが、かと言ってもう若いわけでもなく。

昔から環境の変化に敏感で、ホテル滞在などの時に多少ナーバスになることもあったものの、若い頃はそれが体調に影響することはありませんでした。でも今回の旅行、最後の方になって少し体調が万全ではないのかなと思う節があり、最終日は予定をかなり早く切り上げて帰路へ。

お家に着くとリラックスした様子で体調もまたすぐに戻りました。そんな様子を見て、歳をとるとストレスがそのまま体調に現れるのだなぁと実感。ハイキングなどいつもより多く運動した後も、疲れが取れるまで以前よりも時間がかかるようになりました。

人も含めて当たり前の老いの現象なのでしょうが、ついつい忘れてしまうんですよね。普段元気いっぱいで子犬の頃を変わらないような姿を見せることも多いので。それでも着実に歳は取るし、私たちは年齢にあったケアをして気にかけなければいけない。それに改めて気がつきました。

そのことに少し寂しさもあります。でもここまで来れたことはやはり嬉しい。子犬の頃、どちらかというと体が弱くもしかしたら長生きはできないのかもしれないなんて不安になるようなこともありました。それでももみじは今元気に生きて、シニア期を迎えようとしている。これまでもこれからも歳を重ねていけるのは素晴らしいこと。これから少しずつ老いて行くもみじのケアをして行くのも飼い主にとっては、とっても幸せなこと。帰り道は夫とそんな話をたくさんしました。

今回の旅はこれで終了。お付き合いありがとうございました!

May 20, 2018

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