白黒ドットシャツワンピース
皆さんは洋服を選ぶ際、モノトーン派?カラフル派?私は長年カラフル派。クローゼットには色とりどりの洋服がかかっていて、定番であるはずのリトルブラックドレスはほぼ見当たりません。黒い服がダメと言いたいのでは全く無く、ただ単に私の好みはカラフルなものなんですよね。
ところが最近、モノトーンの布に惹かれることが増えました。白黒でも、ドットだったりチェックだったり、可愛らしい柄ならとってもウキウキします。
コインドットのモノトーン生地を見つけた時、50年代っぽいシャツワンピにしたいと閃きました。
使ったパターンは、以前サボテン柄ワンピースを作るのに使って気に入っていたMcCall's M7351です。このパターンの好きなところは、シンプルでベーシックな形。個人的にヨーク切り替えや後ろにタックやギャザーのあるシャツワンピースが好きなんです。M7351はシンプルなので、ドレッシーになりすぎず、品がありながらもカジュアルでリラックスした雰囲気なところもお気に入り。
ですが、私実はかなりたくさんシャツワンピースの型紙を持っていまして、大半がまだ使ったことのないものなので、こちらはあくまで"今の所”のお気に入りナンバーワン。
バージョンDを使いました。Dは円形スカートなのですが、完全な円形スカートって可愛いのですが、少しでも風が吹くとスカートがめくれてちょっと不便。なので、今回は(おそらく) 270度くらいまで減らしました。袖もちょっとだけ長く変更。
柄合わせは前身頃のだけ。笑
布がギリギリだったので、全てを柄合わせする余裕がなかったんです。もしあったとしても、柄合わせすると勿体無い生地の取り方になってしまうのが気になって。もともと柄合わせ作業も好きではないし、前身頃だけにしました。
襟と、後ろはもう少し気をつけたほうが良かった気はしますが、まぁいいでしょう。
M7351は元々普通のシャツ襟。私は首がふと短いので、フラットカラーや開襟の方がどちらかというと好みだし着ていて楽でもあります。今回は開襟にしてみました!
テーラードジャケットやPコートのような大きな尖った襟があまり似合わないので、控えめな小さな襟元にしました。
襟を引き直す際に参考にしたのは今回も"誌上・パターン塾 Vol.1 トップ編"。
ちょうどいい感じのオープンカラーの引き方が載っていたので、それをそのまま使いました。このシリーズ、他にスカート、パンツ、ワンピースがあるのですが、ワンピース版も欲しいなぁ。コート版もそのうち出ないかな。
ヨーク+タックがとっても好みの後ろ姿。
このパターン、身頃は割とフィットするようにできているのですが、ダーツはバストダーツだけで、ウエストダーツやバックダーツがないので、多少ゆとりを持たせるように調節するのは簡単。
私はぴったりタイトな服より、締め付けのきつくないものの方が好きなので、今回は少しゆったり目に作りました。あまりタイトだと暑いですし。長時間座ったり、食事をしても楽チンです。
ぴったりフィットより着痩せ効果は減りますが、苦しくなるようなお洋服は結局出番がなくなるので、着心地の良さはやっぱり大事。もし少しぴったりさせたい時があればウエストベルト一本あれば解決できますしね。
2年ほど前に、フィットアンドフレアのワンピースとカーディガンの組み合わせにはまっていた時があり、その頃はたくさんフィットアンドフレアを縫ったし、制服のようにそればかり着ていました。笑
今でも好きな組み合わせですが、フィットアンドフレアってドレスダウンさせるのが私には難しくて。カジュアルなものにはまっている最近は、シャツワンピースが新たなお気に入りとなっています。
シャツワンピっておしゃれ上級者ではない私でも、ドレスアップダウンさせやすい気がするし、柄次第でシックに大人っぽくも、賑やかにもなりますよね。ボタン付けがちょっと面倒ではありますが、それでも今私がたくさん縫いたいのがシャツワンピースです。
Jun 4, 2018