私の青いギター

ご無沙汰しております。みなさん、いかがお過ごしでしょうか。

きっと誰もが何かしらの不安を抱えながらなんとか毎日を乗り越えていることと思います。自分や周りの健康の不安、仕事や収入面での不安、いつも通りのことができないもどかしさ、会いたい人に会えない寂しさ。

いろんな思いがあると思います。

なんとか、1日も早く安全に日常を取り戻すことができるよう、今はみんなで耐えていきましょう。

さて時を少し巻き戻して、まだカナダ(の私の住む地方)が日常生活を送っていた3月初め。

なんと!

ついに!

念願の!

エレキギターを手に入れました〜〜!

ギターは全くの未経験なのですが、結構何年も前から習ってみたかった楽器なんです。でもいつか機会があれば、という程度で真剣に考えてみたことはなかった。

でも昨年キーボードを購入してピアノを学生時代ぶりに再開したときに、興味があることをやってみるって大事なことだなと再確認しまして。人生一度きり、きっと過ぎてみればあっという間の人生、やってみたいことは今やらないと!と強く思うようになりました。

というわけでギターを買うために節約開始。ピアノを始めたばかりだったので、ギターを始めるのは夏ごろにしようかなと思っていました。

ところが楽器屋さんサイトで欲しいギターの在庫が減っていくのを日々見守り続け、ついに地元の店舗ではラスト1に。

エレキギターってよっぽど定番で人気商品じゃない限りは、同じ型の同じ色ってなかなか再販になったりしないようなんです。

色によってはまさに一期一会の出会い。

直接見てから購入したかったので、売り切れてしまう前に楽器店へ足を運びました。そして対面したギター。私の思い描いていた通りの素敵な素敵なギターだったので、もうこれは今買えということだな、と予定よりも早くなりましたが購入決定!

私が選んだのはEpiphoneというメーカーのもの。ギターのメーカーといえばフェンダーとギブソンが2大ブランドだと思うのですが、エピフォンはそのギブソン傘下ブランド。いろいろ語る前にまずは写真で見ていただきましょう。

 
 

美しい!

格好いい!

ギターの見た目ってもう完全に個人の好みの問題だと思うので、これが全く良いと思わない方も当然いると思うんです。それで良いんです。私にとってはこれ以上ないくらいに素敵なギター!

私が購入したのはEpiphone Les Paul Standard Pro Electric Guitar Translucent Blueというもの。

エレキギターの形にもいろいろ種類がありまして、ざっくり分けるならストラトキャスター、テレキャスター、レスポールだと思うんです。(購入するにあたって私なりに調べましたが、なんせ未経験ですので間違った部分や補足が必要な箇所ありましたら、是非コメントでご指摘ください。)

で、私はギターを買うならレスポールタイプと最初からほぼ心は決まっていました。

だって私のギターヒーローはB’zの松本さん。そして松本さんといえばギブソンレスポール。

本家ギブソンのレスポールは私には手が出せないお値段なので、傘下ブランドであるエピフォンのレスポールで検討開始。

購入する前にネットで結構いろいろと調べたんです。楽器屋さんのサイトから、ギターブログ、ギターYouTube、口コミサイト、InstagramやTwitterなどなど。

レスポール以外の形や他のメーカーのものまで見てみたんですが、やっぱり一番心躍るのはレスポールでした。

レスポールはネックの部分が太いらしいという部分が少し引っかかりはしたのですが…なにせ私は指が短くて全体的な手のサイズも一般的な日本人女性より短いのです。

ですが調べてみたら好きなものを買えば大丈夫!サイズはなんとかなる、という意見がほとんど。

さらに、6、7歳の小さな子たちがそれは上手に弾きこなしている動画なんかもたくさんあって。手や指の短さは問題じゃないな、と背中を押してもらえました。

小さな子たちがカッコよく弾いてる動画を見て、これからギターを練習する上で自分の手の小ささや短さは言い訳にしないぞと決めました。笑

そうして我が家にやってきた美しいギター。今日紹介する写真は、練習始めて指紋やらついてしまう前にまっさらな状態で撮りました。

 
 

格好いいというイメージは既に持っていましたが、ギターがこんなに美しい楽器だったとは。でも基本的に楽器ってどれも綺麗ですよね。

材質であったり、丸みを帯びた形であったり、艶であったり、楽器眺めるのって大好きです。

Translucent Blueという色名なだけあって、透明感のある深いブルー。メープルの木目がうっすらと見えるのがわかるでしょうか。この色が本当に好み。

最初はね、エピフォンから出ている一番安いものを買おうかなって思ってたんです。ポップな色が可愛いやつを。

でもいろんな部分から検討した結果、心底欲しいと思うこれに決めました。

これも、初心者が買っても全然おかしくない価格帯だし、ギターとしては安い部類に入ります。でもそれこそ一番安いものを買おうかなと思ってた私には、ちょっと頑張ったお値段。

でも頑張ってよかったよ。練習するたびにこれにして良かったって思うし、練習しない時でもちょこちょこと眺めに行ってはうっとりしてます。

見た目ばかり言ってますが、ギター経験者さんたちのレビューによると造りも良く、音も良いとのこと。実はその辺りは初心者過ぎて私はまだよくわからないのですが(なにせまだ全然弾けない)、確かに動画で見たレビューではすっごいかっこいい音で奏でられてました。

やはり楽器は弾いてなんぼ。私も弾けるようになるべく練習もちゃんとしてます。

独学ということもあり、上達のスピードはかなりスローですが。

いいんだ、これは短距離走ではなくマラソン。

瞬発力はイマイチでも、続けることがきっとなにより大事だし、ピアノもそうですが生涯楽しめる趣味にしたいので、無理せず楽しみながら続けます。

弦楽器を習うのは初めて。(ピアノも構造的に弦楽器の特徴を持った打弦楽器と分類されますが、ここでは弦を直接指で押さえるタイプの弦楽器の意味で使用します。) 

ピアノと同じく、今のところは教室に行く予定はありません。とりあえずは未経験者向けの本を使い練習していて、同じく未経験者向けの動画なんかも参考にしています。で

もこれからどんな学習ツールを使ったらいいのかいまいち分かっていないので、おすすめの練習&学習方法、学習ツール(本でも、動画でも、オンラインワークショップ等でも)あればどうぞ教えてください。有料無料問いません。

バンドを組むとかステージに立つ予定は全くないですし、なんなら人に聴かせる予定も特にないんです。笑  ピアノもギターも自分で楽しめればいいかなと。

今の居住環境的にアンプで大音量で練習できる環境ではないので、練習はひたすらヘッドホン。エレクトリック楽器は生の楽器だけじゃなく、アンプやエフェクターなど音を作る要素がたくさんあって、まだまだよく分かっていない未経験者はとりあえずiRig(アンプ無しでも楽しめるオーディオインターフェイス)を使っています。

ピアノは基本クラシックを練習するのが好きだけど、エレキギターはやっぱりロックが弾けるようになりたい!

人には到底聴かせられないような辿々しさでも、自分が弾いていて楽しいと思えるレベルでB’zとか、王道洋楽ロックとかいつか弾けるようになれたらいいな。練習頑張ります。

新たな趣味が増えた分、相変わらず洋裁と編み物は全然進んでいないのです。

夫が新型コロナウイルスの影響で在宅勤務になり(私は元々在宅勤務)、夫は1日にいくつもビデオ会議があるような職種なので、それぞれの仕事スペースの配置換えをしたんです。

うっかり部屋着でボサボサヘアな私が映ってしまうわけにはいかないのでね。

それもあって、常に作業机の上に出しっぱなしだったミシンは収納されることとなり、余計に洋裁はする機会が減りそうです。でもここにも書いたとおり、物を増やすのは控えたい昨今なので特に不満はなし。編み物はまたやる気が少し戻ってきそうなので、亀さんペースで編んでいこうかな。

最近楽器を弾くのが本当に楽しくて。ギターはコードをゼロから覚えてるところなので、まだまだ曲は弾けないのだけど、ピアノはつかえたり間違えたりしながらでも曲を弾くことができるようにまたなりまして。

発表会とかには全然出られないレベルですけど。それでも弾いていて気分がとてもいい。曲の世界に浸りつつ、あっ今弾き間違えた!と現実に戻りつつ、どうしてもここスムーズに指が動かない〜基礎練習サボって好きな曲ばかり練習してるからだよなーと自分に突っ込みつつ。

とてもいいストレス発散だし、心の栄養になってる気がします。

ギターは新しいコードに出会うたび、え?これ指こんなに開くの?無理じゃない?って思いながら練習してます。でも不思議なことに何度もやってると10回に1回くらいちゃんと弦が押さえられる。翌日には10回に2回くらいできるようになってる。

そういう楽しさは既にあります。出来ることが増えるって面白い。

それからギターが面白いなって思うのは、結構適当なんだなってこと。というと語弊があるかもしれません。上手い人は当然正確なテクニックを持って弾けるわけですから。

そういう意味の適当ではなく…私が今まで習ってきたピアノやフルートのクラシック音楽って明確なスタンダードメソッドが確立されていると思うんです。まずはそれを習得して、もし手の大きさなどの理由でどうにもならなければ工夫してもいいけど本当はスタンダードな方法推奨で…みたいな雰囲気だった気がする。

それが、エレキギターって、このコードはこの押さえ方がおすすめだけど音さえちゃんと出ればなんでもいいよ!みたいなノリじゃないですか?

調べてみても、ギターは先生の数だけ教え方や弾き方があるみたいな意見もちらほら。もしかしたらクラシックギターとかはそうじゃないのかもしれないけど、エレキギターで現代音楽を弾くならそんな感じ。

独学で習得する人が多いのも理由の一つかもしれないですね。なんかそれが自由でいいなって。指が短くて押さえにくいコードとかも、他の方法で押さえられる工夫をすればいいんだよ!って感じなのが、気楽でいいですよね。

もちろん、疲れにくい姿勢や持ち方などは覚えていこうと思っていますが。

前述通り、これを買いに行った時は(私が住んでいる地域は)社会がいつも通りに回っていて。

今は、スーパーや薬局など食品や生活必需品を扱うお店以外は基本閉まっており、ネットショップのみで稼働しているところがほとんど。

あの時行動に移していなかったら、直接お店に行って買うことができなかったんだな。ヘビメタバンドやってそうな長髪のおじちゃんに”これからギター楽しんでね!”って気さくに接客してもらえなかったんだな。

そう思うと、やっぱり挑戦してみたいことを後回しにするのってよくないなぁ。”いつでも出来る”の”いつでも”は必ずしもやって来るとは限らない。そんな風に感じます。

だから、”いつか機会があれば”のいつかは積極的にどんどん自分で作っていこう。図らずしもこのギターはそんなことを記憶に留めておくリマインダーとなりそうです。だから練習も、明日やればいいやじゃなくって今日やろう。

いっぱい弾いて心に栄養いっぱい溜めよう。

April 20, 2020

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