グレーのニットコート
「伝統柄のニット」(ブティック社)という編み物本を参考にニットコート編みました。
今回こちらの本は電子書籍版を購入。
編み物本を電子書籍で買うのは初めて。悪くないです。
紙だとどんどん増えて困るので省スペースで良い!
紙の編み図の場合、本に直接書き込みたくないのでスキャンしてプリントアウトするのですが、電子書籍の場合はスクリーンショットを撮ってプリントアウトしました。
今回編んだのは、表紙にもなっているプルオーバー。
この柄に一目惚れ!これを前開きに変更してニットコートを編みました。
変更した点:
プルオーバーから前開きに
丈を長く
フード付きに
ゲージとサイズの関係で前後身頃の目数も少し増やしてあります。
使った毛糸はウール100%のEpic Yarnという糸。ローカルな毛糸屋さんのオリジナル商品です。
しっかり目の質感で、直接肌に触れると敏感肌の方はちょっとチクチクするかな?今回はアウターなので私はそこまで気になりませんでした。
でもこういう糸は軽くてふっくらもっちりしていて、ニットコートなど大きなもの、かつ形を保ちたいものを編むにはぴったり!柔らかすぎたり重かったりすると形が崩れてしまうので。
こういうウールは編んでいで本当にほっこりします。
編めば編むほどウール糸楽しい~!ってなるような糸です。
暖かいし模様もきれいに出て今回のニットコートにはぴったり。
この模様はアラン模様で、生命の木と言うんだそうで。これを組み合わせてヘリンボーン風にしたパターンです。
ピシッと整列して気持ちがいい柄行き!
前後身頃を綴じる時、一番下だけ少し残してスリットにしました。
アウターとして着たかったので少しゆとりが出るよう前後身頃の幅は少し目数を増やして大きめに編みました。
でも袖はそのままのサイズにしたためジャストフィット。そのおかげですっきりして見えます。
袖丈はもう少し短くしてもよかったかな。袖口を折り返してちょうどいい長さになりました。
前を開けてさらっと羽織っても可愛い。かなりお気に入りの1着になりました!
今回、力ボタンはニットデザイナーのmichiyoさんのやり方を参考にしました。
michiyoさんのブログに載っています。
使ったボタンのボタン穴が小さくそのまま毛糸でボタンをつけるのは無理だったので、力ボタンだけ同じ毛糸で編み、ボタン付け糸でボタンと力ボタンを縫いつけました。
毛糸で力ボタンを編むってすごいいいアイディアですね。さすがプロです!
Jan 13, 2016