デニムショートジャケット
日本はお盆ですよね。夏休みいかがお過ごしでしょうか。
こちらカナダは8月中旬になると、どんどん涼しい日が増えてきます。日中はまだまだ暑い日ももちろんありますが、朝晩は肌寒いなんてこともしばしば。夏の終わりが近づいているのを感じます。
ここ数年、そんな季節の変わり目に羽織れるような軽いアウターが欲しくて。
今年はジャケットやコート作りにどんどん挑戦してアウター作りの腕を上げたいと思っているので、自分で縫ってみることにしました。
持っている洋裁本をペラペラめくってみたところ…
この本(Female 2010秋号)のワークコートが目に止まりました。
この本を買った時は"ふ〜んワークコートかぁ"としか思ってなかったのですが、バリエーション2の丈が短いタイプがなかなか良さそうかも!
フィット&フレアなワンピースにも合わせやすそうな短め丈、さっと羽織れる感じ、ハードすぎずフェミニンすぎずシンプル目。
今回はこの型紙で行ってみることにしました。
出来たのはこちらー!
ポイントとなっている肩のタブは省いちゃいました。可愛いけれど髪が引っかかりそうだったので…
タブを省略するならばいっそシンプルに仕上げてしまおうということで、袖のカフ(切り替え)もなくしました。
本は裏地なしで紹介されていましたが、私は総裏地にしました。
壁の色と同化しかけてますが、薄いベージュです。写真だとオフホワイトっぽくも見えるかもしれませんが、実物はオフホワイトよりももっとベージュ寄り。
あまりごわごわせず、デニムにしては割りと薄めの生地になるのかなと思います。
スタンドカラーと前立て、ギャザーがポイントのデザイン!
後ろはすっきりシンプル。
前立てをめくるとこんな風にファスナーが隠れています。
裏地ちらっ。
表地と全く同じ色の裏地がなかったので、中でも近いものを選んでみたのですが… ファスナー(カナダ英語だとジッパーという言い方が主流ですが日本語はファスナーと呼ぶことが多いですよね?)の色と合わせると3色それぞれ微妙に違うベージュなんですよね。前を開けた時ちょっとそれが気になる。
表地と同じ色の裏地がない場合はファスナーの布部分と裏地の色を揃えてもいいかも。次回の教訓にします。
私は首が短いので、スタンドカラーをもう少し低くしてもよかったかな。もしくは前中心に向かって少し低くするとか。もともとそんなに高いデザインではないのだけれど、下を向いた時にファンデーションをうっかり付けてしまいそうなので気をつけなくちゃ。
表地と裏地を合体するところは、他の本を参考にしつつ自己流でやりました。洋裁をきちんと習ったことがないとこういう時に、これで正しいのかな?って迷っちゃいますね。ネットで調べてみるものの完全にすべての工程を網羅してないこともありますし。
アウター作りの教則本的なものを買おうかなと思っています。手間暇かかるものだからこそ綺麗に仕上げたいですもんね。
もう一つ気になるのがポケットがないこと。アウターはポケットがあるものが断然好きですが、これはすっきりしたデザインにしたかったので正面につけるのもなぁ…という感じで、丈が短いので脇につけたら浅くて物が落ちそうだし手も入れにくそうだし、と結局ポケットはなしに。
でも全体的には満足!ちゃんと活躍させられるものには仕上がったと思います。
背が低くそれに比例して手足も短く、既製品のアウターだと袖がすごく長くなっちゃうんです。私の持っているアウターは袖先が手の甲まで隠してしまうものがほとんど。
久しぶりに、袖がぴったりのアウターを羽織ったらなんだか感動してしまいました。笑
写真で見るともう気持ち短くしてもよかったのかもしれませんね。長めの袖ばっかり着ていてちょうど良い丈が正直どんなもんなのかよくわからなかった…
今年の秋はパーカー以外に羽織るものができて嬉しい!色も合わせやすそうだからたくさん出番があるといいな。
もう1着分、ジャケットの生地を購入してあるので次はそれを作る予定!
さらに去年(だったか今年初めだったか)から眠っているコート用の生地もあるので、そちらも11月に日本に帰省する前に仕上げたいな〜!
Aug 12, 2016