ブラウンドットシャツワンピース
ソーイングの中でもレトロ(ビンテージ)ライクなワンピースや、シネマファッションが特にお好きな方はきっとご存じでしょう、moiponさん。
『Joy of Sewing さぁ、縫おう』という洋裁本の著者でもあられます。
そのmoiponさんと、fabric birdという布屋さんがコラボして製作された布がいくつか販売になっています。
何年か前に大きめのドットのブラウンとネイビーが第一弾として発売になり、今年は新しくドット模様が少し小さくなったものが発売になったようです。
80サテンという軽くしなやかで100%コットンながら艶のある、大人の洋服にもピッタリな生地という部分に惹かれ、私も第一弾のブラウンとネイビーを以前に購入済み。
今年バージョンの黒も購入したのですが、コロナ禍の影響で日本からカナダまで国際小包を送ってもらうことが今できないので、残念ながらそちらはまだ手元には届いておりません。
今回使ったのは第一弾として発売された水玉模様が大きめな生地、お色はブラウン!
私の写真で伝わるかな?上品な艶があります。
ポリエステルのようなツルツルとした艶ではなく、しっとりとした控えめな艶感。
お色は、オレンジブラウンのような明るめのブラウン。ブラウンというと地味な印象を持つ方もいらっしゃるかもしれませんが、こちらは地味な感じは全くなく、落ち着いた雰囲気を持ちながらも割と華やかです。
この布を使って仕立てたのは、やっぱりワンピース!
素敵な生地で何を仕立てようか悩んでいたのですが、今年お気に入りのパターン「Darling Ranges」を身頃と袖に使うことにしました。
型紙:Megan Nielsen PatternsのDarling Ranges(14ー30サイズもあります。)
この型紙についての詳細や補正した部分などは、デイジー柄のVネックワンピースの投稿をご参照ください。
Darling Rangesの襟開きはシンプルなVネック。
今回は少し印象を変えたくて開襟に変更しました。
開襟部分のパターンは、「Gilbert Top」の襟部分を使っています。(Helen’s Closet Patterns。)
この二つのパターン、とても相性良く組み合わせることができました!
スカート部分は今回はティアード無しのフレア+ギャザー。
これは特に大きな理由なく、なんとなくデザインを変えてみたかったんです。
ギャザーいっぱいのティアードも可愛くて大好きだけど、こちらはこちらで上品でいい感じ。
ボタンはオフホワイトの貝ボタン。
水玉模様に貝ボタンの組み合わせ、爽やかだし清楚〜!
軽くてしなやかな布は、着心地も抜群!
今回はシャツワンピースで裏地なしの一枚仕立て。そのためペチコートまたはスリップなどのインナーは必須ですが、インナーを重ねても軽やかです。
開襟シャツのデザインと相性ぴったりの布だと思うのですが、どうでしょうか。
今まで避けてきたブラウン系の色合いが(ベージュやキャメルなども)俄然気になるこの頃。クローゼットの色合いの幅が広がって嬉しいです。
最近デジタルイラストの練習中なのですが、このワンピースをイメージした絵を描いてみました。
自分自身をモデルにしたのではなく、あくまでもイメージ。
ですがファッションイラストによくある10頭身スタイルよりも、現実的に描いたつもり。このくらいの頭身の方がやっぱり人間が着た様子を想像しやすくていいかなと。
水彩画風タッチの練習も兼ねて描いてみました。
Jul 4, 2022