【エルデンリング】本編クリア!
お久しぶりです。
だいぶ前の話になりますが、エルデンリングの本編を無事クリアすることができました!
やったー!嬉しい!!
この記事は『エルデンリング』の本編に関するネタバレを含みます。ストーリーやエンディング、ボス、マップ、アイテムなどに関する内容に触れています。比較対象として『ダークソウル』や『ダークソウル3』、また今年の春に遊んでいた『ドラゴンズドグマ2』の話題が上がることもあります。
またゲームの性質上、やや怖い表現やグロテスクな描写・画像があるかもしれません。
2022年2月に発売になったゲームですが、
発売直後、数ヶ月遊んで疎遠になり
(魔術学院レアルカリア手前まで到達)
↓
1年後に再開して1、2ヶ月ほど遊んで放置
(おそらくアルター高原辺りまで)
↓
半年後のクリスマス休みにアルター高原〜
王都ローデイルの最初をちょっと
↓
その後また半年ほど疎遠になり…
↓
と、半年〜1年放置を繰り返し、発売から2年半後にやっとクリアとなりました。
今年の春ドラゴンズドグマ2で遊んだことで自分のゲーム熱が高まっていたところに、
エルデンリングのDLCが発売となりSNSでもエルデンリングの話題をたくさん見かけるようになったのも相まって、エルデンリング熱が再燃焼し、狭間の地に戻ってきました。
エルデンリングって、フロムらしい高難易度なのももちろんですが色々覚えることがたくさんあって複雑な要素も多く。
放置するたびにまた1からおさらいしなくてはならない部分が多く大変でした。
(戦闘自体もそうですが、加えて戦技・アイテム製作・バフの種類や掛け方・回復量や回数を増やすためのアイテム・強化素材探しなどなど。NPCのストーリーも忘れがちなのでおさらい必須。)
だからこそ、これ以上放置してしまったらもうクリアできない気がしたので
今回無事にエンディングまで辿り着けて本当に良かった〜〜!
(今回の記事は、写真をクリックまたはタップでキャプションが表示されるようになっています。)
私のフロムゲーム歴は
ダークソウル・リマスタード(本編クリア)
ダークソウル3(本編クリア)
エルデンリング(本編クリア)
といった感じで、今回が3作目。
DLCはどれも私には難易度が高すぎる印象で、本編しか手を出したことがありません。
これを「フロムゲー初心者」と呼ぶべきなのかどうなのかわかりませんが、
気分は一生フロムゲー初心者&素人。(大好きだけど、下手だし周回もせずDLCもプレイしたことがないので。)
エルデンリングのDLCも面白そうだな〜と思っていたのですが、本編オプションボスのマレニアにだいぶ苦労したため、
「この調子だとDLCはやっぱりついていけなそうだな」
と尻込み中。(でもやってみたい気持ちはある…)
さて、長い前置きとなりましたが、エルデンリングの感想は…
やっぱりフロムゲーの世界観は大好き、難しいけど中毒性がある面白いゲーム!
開始前の懸念通り、私にはオープンワールド(オープンなフィールド)はボリュームが多すぎる気がしました。ダクソ3くらいのボリュームやマップの造りが私にはちょうどいいかも。
難易度で言えば、ドラゴンズドグマシリーズくらいの方が自分には合ってるとも感じました。(つまりフロムゲーは私にはちょっと難しく、なんとかクリアに漕ぎ着ける感じ。ドラゴンズドグマは楽しみながらクリアまで到達できる印象です。)
それでも本当に大好きなんです、フロムゲーの世界。
難しいと思いつつも、フロムからまた似たような世界観の作品が発売されたら挑戦すると思います。
まだ『ドラゴンズドグマ2』に関連する投稿を書き切ってないのに、『エルデンリング』も書きたいことがありすぎて…!
戦闘
フロムといえば「歯応えのある戦闘」。
今回も歯応えはバッチリ。
ボス戦ではNPCやら遺灰(霊体)やら一緒に戦ってくれる仲間を召喚することができます。
またオンラインで他のプレーヤーを召喚することも可能。
こういった機能を使うかどうかでボス戦の難易度をある程度調整することはできます。
私はダクソ時代からNPCはどんどん呼ぶスタイルで遊んでいたので、今作でもNPCも遺灰も大活用。
強いNPCや遺灰も多く、ボス戦はダクソ3ほどは苦労しなかった印象。(あくまでも比較しての話です。普通に難しかったボスもたくさんいます。)
ダンジョン内の探索などNPC・遺灰が召喚できない場所はたくさんあるので、一人でなんとかしなくてはならない場面も、もちろん多々ありました。
ビルド
最初は「囚人」を選択し、いわゆる「技魔」と呼ばれる技量と知力(魔術)ステータスを伸ばす方向のビルドにしました。
でも戦闘では魔法を主に使っていたので、「打たれ強い魔術」ビルドとでも言った方がいいかもしれません。
ダクソダクソ1&3では攻撃魔法はあまり使わなかったので正しい比較ができませんが、それでも今作の魔法はだいぶ強かった印象があります。
魔術系ビルドじゃなかったらもっと大苦戦してただろうな、という場面がわんさかありました。
生命や持久(スタミナ)も魔術ビルドにしてはかなり上げておきました。
そのためにところどころルーンマラソンもしたのですが、最後の方はボスでも道中のモブ敵でも貰えるルーンが多くすぐ貯まります。だからマラソンしなくとも、メインストーリー、NPCイベント、各地のダンジョンなど色々追っているうちに自然と高レベルにはなる気がします。(ルーンロストさえしなければ。)
調べてみたら、一般的な本編クリア推奨レベルは120前後らしく。
もちろん上手な人はそれより低くてもクリア可ですし、そうでなければ150〜170ぐらいが推奨されているオプションボスもありました。
私はなんと、最終的には190近くになっておりました!
そこまで上げなくてもよかったかな、上げすぎたかな、と思う場面もありましたが…
元からゲームは下手だし、ブランクもあったし、「ここまで上げてるのに全然勝てない」という敵もちゃんといましたよ。
主な使用武器は「カーリアの王笏」と「名刀月隠」。
苦戦したこと
全部、といえば全部なんですけど強いていうなら。
まずは「黒き刃の長、アレクトー」さん。
ここでは助っ人NPCも遺灰も呼べず、一人で対峙しなければならずとても苦労しましたが、本編最強と名高い遺灰を手に入れたくて頑張りました。
正面から何度も戦って負け疲れ、気分を変えるために色んな武器の「戦技」を試してみると、面白いほど効果覿面のものがあったりという発見がありました。
苦戦したけれど、「用意されたものを片っ端から試して作戦を考える」というフロムゲーの基本の大切さを改めて認識する戦いとなりました。
そうして手に入れた遺灰(ティシーさん)は本当に強くて、それ以降のボス戦で大変お世話になりました。
そしてこれまた本編最強ボスと謳われる、「マレニア」。
マレニアさんは、「お噂はかねがね…」みたいな感じで強いのは知っていた。
そして本当に手強かったですー!そして格好いい。
強すぎて、ネットで対戦方法をたくさん検索しました。遺灰(赤獅子騎士オウガ)やらアイテム(氷壺)やら色々。
最終的には一度ステータスを振り直し、モーグウィンの聖槍を使って無事撃破。
せっかく頑張って取った武器だったので使ってみたかったし満足。ルーンマラソンでもお世話になったしモーグウィン王朝にはちょっと感謝しています。
マレニアさんとは実は2度相打ちになっているんです。
一度目は一応マレニアさんが倒れた時のセリフまで聞けたものの、実質私の方が先にHP0になったらしく判定は私の負け。二度目はスリップダメージを受けながらもなんとか持ち堪え、マレニアさんのが先にHP0となり、勝利することができました。ヒヤヒヤしたけどちゃんとアイテムなども貰えました!
そして意外と(?)「エルデの獣」に苦戦しました。
ここは最近のアップデートでトレント(馬)に乗って戦えるようになったらしいですが、ボス部屋=馬に乗れないという印象が強くて、トレントを呼び出すことすら頭になかったです。
その前のラダゴンが正統派ボスかつ音楽もすごく盛り上がる感じだったのに対し、エルデの獣は音楽も静かで気持ちが盛り上がらず…
一人で対戦し続けるのに寂しくなってしまって、初めて他のプレーヤーを召喚しマルチプレイを試してみました。
ダクソシリーズでも他のプレーヤーを召喚するなんて緊張しすぎて無理!だったのに、ヴァレーイベントの侵入を経て、協力プレイへの敷居が下がったのかもしれません。(そしてそれ以上に、エルデの獣を一人で追いかけ回すのに疲れてしまった。)
ちなみにマルチプレイ中はトレントには乗れません。
結果、凄腕プレーヤーさん達のおかげで倒すことができましたー!!
ソロで挑む時よりもだいぶボスのHPが高くなっていた印象で、マルチでもそこそこに苦労しましたが、召喚したプレーヤーさんにたくさん助けていただきました。
あまり好きにはなれないボスだったけれど、協力マルチプレイの楽しさをちょっと味わえて良かったかなと思います。
苦戦したエリアは典礼街オルディナ、の特にこの部分。↓
考えた末、大弓でなんとか対処しました。
それとここ。↓忌み捨ての地下のボスの先。
ジャンプのタイミングがシビアだったり、気を抜くとすぐ落下してしまうアスレチックダンジョンはめちゃくちゃ苦手なのです!
DLCで大活躍するらしい最強の大盾を一応取っておくために頑張りました。
辺境の地下墓地もだいぶ難しかった記憶があります。
あとはルーンベア。そこら辺のボスより強い上に、なんかすごくHPの高い個体がいた気がします。クマは怖い。
遺灰
先述通り、一番お世話になったのは「黒き刃ティシー」。
自分のキャラが魔術寄り
自分の立ち回りが上手くなく、逃げ回ったりなど動きが多くなってしまう
という関係で、
俊敏な動きで、無駄にジタバタしてしまう自分にもちゃんとついてきてくれる
距離を取りたい魔術の私とは反対に、前に出て積極的に攻撃してくれるどちらかと言えば前衛系
な遺灰と相性が良かった気がします。
写し身の雫もところどころ使いましたが、上記の関係で写し身は立ち回りがあまり上手く行かないことも多く、ティシーさんに頼りまくりました。
ティシーはゴリゴリの前衛ではないんですが、どんどん攻撃もしてくれるし回避も素早いし攻守共に強い遺灰だと思います。
ティシーさんもそうですが、伝説の遺灰はどれもみんな格好いいんですよね!
説明書きを読んでいるだけでも面白くて、特にフィンレイさんなんかは説明を読んだら気になって色々と調べてしまいました。
ティシーさんが手に入るのは中盤以降(後半かな?)なので、それ以前は「牙鬼インプ」にだいぶお世話になりました。動きがちょこまかと速いから割と生き残ってくれるし、出血効果でなかなかに強かったです。
どんな遺灰でも強化しないとその強さは発揮できない気がするので、ちゃんと素材探して強化するのも大切かなと思います。
エンディング
周回する予定がないので、ある程度ストーリーを進めてからはエンディング分岐についてもほんのりと調べていたんです。
そしたら、初見で辿り着くのはまず無理そうな分岐もいくつかあり…
おまかな分岐点や追うべきNPCなどはそこそこ調べて進めることにしました。(新しいエリアやボスなどは、まず自分の目で見る前に調べすぎないよう、初見ならではの驚きも残しつつ。)
最後の最後まで悩み、ラニ様(星の世紀)エンドを選ぶことにしました。
個人的にはメリナもとても好きなNPCだったので本当に迷いました。
納得できる終わり方で安心。
クリア後に他のエンディングの映像もYouTubeで見たのですが、それぞれ想像を掻き立てられる内容でした。
ラニ様のこの指輪も素敵。
ラニ様イベントは、ティシーの遺灰をゲットするのと並行で進めていたのですが、難しいイベントだった…!(途中からちゃんと調べて無事遂行。)
装備
中盤までオシャレな装備不足で、いまいちテンションの上がらない格好(上の写真のような↑)で過ごしていたのですが、火山館の頃から急激に格好いいアイテムが手に入るようになった気がします。
スルーしてもいいかな〜なんて初めは思っていましたが、ラーヤちゃんが気になって火山館も進めて良かった。
トレーラーなどの公式映像で観たことのあった、この(↑)戦鬼シリーズはずっと探していたので手に入れられて嬉しい!
格好はいいのですがいまいち性能が心許ない気がして、ラダーン装備や宿将装備の一部も多用していました。
あとはパッケージやゲームの開始画面に写っている装備もずっと探していたのですが、クリアするまで見つけられませんでした。その後調べて、指痕シリーズだったということが判明。スルーしてしまっていた封牢の敵を倒すとゲットできるアイテムだったみたいです。
使う予定はないけど今からでも取りに行きたいかも〜。(「使わないけど持っておきたい」アイテムがたくさんあって、たくさん寄り道しました。)
戦鬼装備も指痕装備も、公式の宣伝などで使われ「主人公」感ある装備ですが、「この人誰?」という相手からドロップするのが微妙に謎。タイミング的にもメインストーリーと深く絡んでいるわけでもないですし。
まとめ
リエーニエあたりまで辿り着いた頃、「各地をくまなく調べていたら際限なく時間がかかってクリアできないかも」なんて思ったんです。
それでしばらくはメインストーリー(レガシーダンジョン)を主に追いかけて、必要があればフィールドも探してっていう感じで行こうかなと。
のはずが、結局レベル上げやアイテム獲得も兼ねて各地のフィールドダンジョンを訪れたり、これまたアイテム獲得のためにNPCのストーリーも追いかけたりで、
最終的にはかなりのエリアを回ることになりました。
プレイ時間は150時間ほど。
それでもまだまだ探索の甘い箇所はたくさんあるのですよね…
エルデンリング、なんて広大なゲームなんだ。
そんなこんなで、難易度の高さやフィールドの広さに四苦八苦しながらも、終わってみれば達成感と充実感でいっぱい。
クリア後にやっと解禁した、エルデンリングの配信や攻略や分析などの動画を見るのも楽しい。
随分前に購入してあったアートブックもクリアしてからやっと読んで(見て)います。
ボスなどのネタバレをしたくなくてずっと温存していたのです。
プレイしている間は必死すぎて気が付かなかった建物の意匠が興味深かったりと、アートブックを見ているともう一度訪れてじっくり観察したくなりました。
クリアした後もずっと余韻が残るような、たくさん噛み締めて考えていたくなるような、そんな不思議な魅力がフロムソフトウェアのゲームにはありますね。
エルデンリングで遊べて、クリアできて、本当に良かったです。
最後はいつものようにお辞儀のジェスチャーで。
長い投稿を読んでくださり、ありがとうございました!
Oct 28, 2024