ボーダーニット帽
ニット帽編んだのは結構久しぶりな気がします。
突然ですが、カナダ英語だとニット帽はtoqueという単語がよく使われます。おそらくこれはカナダだけで、アメリカなど他の英語圏だとbeanieと呼ばれるはず。総称してhatという呼び方もよくします。
私が持っているニット帽はウール100%の厚手でかなり暖かいものがほとんど。寒い気候の場所に住んでいるのでとても役に立つのですが、薄手のものもあると温度によって適応でき便利だなと思っておりました。
そんな矢先、地元の毛糸屋さんで可愛いニット帽のサンプルを発見。同じ毛糸を購入しました。KatiaというメーカーのCatena Merino Fine、お色は256(水色)と262(グレー)。
毛糸の太さは日本で言うとおそらく合細。78%メリノウール、22%ポリアミド(ナイロン)です。ナイロンが少し入っているのとchainette(日本語でなんと言うのでしょう?”より”が鎖状になっており捻れ状のものよりふんわり)の形状とで、とっても軽くふわふわ柔らかい毛糸です。
パターンはStriped Tweed & Mohair Cap by Churchmouse Yarns and Teas。
作り目の数やトップの減らし目の方法などほとんどはパターン通り。編み針も編み図の指示通りです。変えた部分は、ボーダーの段数と高さ(長さ)くらい。ボーダーは2段ごとに色を変え、少し長めに編んでクシュっと被るスタイルにしました。
輪編みでボーダーを編むとき、どうしても色を変えた部分がスムーズにつながらず、色と色の間で段差ができてしまうのです。
それを防ぐ方法はいくつかあり、”段差の出来ないボーダーの編み方”等で検索したらたくさん見つかると思います。
私が中でもお気に入りなのは、Atelier Knitsさんが紹介されている”段差のできないボーダーの編み方”。この編み方なら、1段や2段と段数の少ないボーダーにも使えて見た目も綺麗で素晴らしい〜!ブログの記事は日本語、写真もたくさんあってわかりやすいのでおすすめです。
ニット帽にはやっぱりポンポン。
個人的に、ファッションのためのリアルファーは避けているんです。フェイクファーもあまり好んで身に付けない為、ポンポンは毛糸で!
クロバーのポンポンメーカーが大活躍です。簡単に密集した丸いポンポンが出来るのでとても重宝しています。
雪国ではニット帽は必需品。思い描いていたものが出来て良かった〜!
Nov 12, 2019