手編みのセーター
今回は我が家の愛犬もみじに編んだセーターを紹介します。
まずはじめに…
なぜ犬に服を着せるのかと疑問に思う方もいらっしゃるかもしれません。
犬に服を着せる実用的な理由はいくつかあります。
防寒対策
皮膚が弱い子は草などから肌を守るため
毛の飛び散りを防ぐため
皮膚疾患がある子は掻いてしまうのを防ぐため
年老いて自力では体温調節が難しい子のため
など。
もみじの場合は主に防寒対策です。
幼い頃に一度肌に湿疹ができた事があって、その時は引っ掻き防止のため一時的に服を着せていたこともありました。
カナダの建物は冬場保温がしっかりされているので、服を着せるのはお散歩に行くときのみ。
逆に日本の地方によっては家の中が底冷えするお宅もありますから、そういう場合には家の中で防寒対策することもあると思います。
私個人的には、ファッション目的で過剰な装飾のある服をもみじに着せるのは興味がなく、外へ散歩や運動しに行くときに着せるものなので、デザインはすっきり、シンプルな物が好み。
私が参考にしている本は「手編みであったか、シンプルな犬のふだん着」俵森朋子さん著、河出書房新社 です。
この本はまさに、私が好きな実用的でシンプル、すっきりしたデザインで運動の邪魔にならないものばかりです。説明も分かり易いと思いました。
もみじは毛色のせいか、男の子?と良く聞かれます。笑
私自身もピンク系よりブルー系の色合いが好きで、いつもそう言うものばかり選びがち。
珍しくこの時はピンク系を選んでみました。
背中にはリードを通す穴がついてます。
2着目はノルディック風柄。
たぶんこれが初めての編み込み柄だった気がします。
それゆえあまり綺麗に編み込めてませんが…
去年だったかな?人間用の編み込みカーディガンに挑戦しまして
大作を完成させてちょっとは編み込みも上達した、と思いたいです。
この色合い大好きです。秋っぽくて。これは夫もとても気に入ってくれました。
アラン模様のセーター。
ずっと編んでみたいデザインだったのですが、アラン模様が面倒そうでなかなか手がつけられず。
でもいざ編んでみたら、模様が見え始めるとあっさりスムーズに編めました。
すべて前述の「手編みであったか、シンプルな犬のふだん着」を参考にしています。
本に記載されているデザインそのままに編んだものもあれば、
形はそのまま、色合いだけ好みのものに変えて…というものも。
見えにくい写真もありますが、どのセーターにも背中部分にリードを通す穴がついてます。
もみじはハーネス+リードなので、このリード通し穴は必須。
首輪も付けてますが、首輪は迷子札を付ける為に着用していてお散歩はハーネス派。
これらのセーターはどれも数年前に編んだものになります。
少しほつれかけても手直しして何シーズンも着てます(^-^)
編んだ本人の私は手間がかかってるので大切に…と思いますが、
着てる本人のもみじはそんな事お構いなしにガンガン遊ぶのでどうしても少しほつれてしまったりします。
それでもちゃんと補修できるのがニットの良い所ですね!
Aug 11, 2012