もみじの誕生日とクリスマス靴下
明けましておめでとうございます。クリスマスにお正月、平和な時を過ごされましたでしょうか。
昨年このブログを読んでくださった方々、本当にどうもありがとうございます!今年も洋裁や編物のことをお話しできるのを楽しみにしています。今年もどうぞよろしくお願い致します。
昨年中作ったものを昨年中にアップすることができなかったので、今月は昨年末に作ったものをどんどんアップしていこうと思います。
と、その前に。私にとって大事なおめでたいことをまずはここでも触れさせてください。我が家の愛犬もみじが12月30日に誕生日を迎え、11歳になりました〜!
もみじの誕生日になるとほぼ毎年同じようなことを書いているのですが、世の中には幾ら言っても言い足りないこともあると思うんです。ですので今年も書きますね。
もみじは私にとってとても特別な存在です。
10年前カナダに移民した時、もみじは私と一緒に海を越え日本からカナダへやってきました。この地には、私の幼少時代を知る人はいません。それが時としてとても心細く感じることがあるんです。
もみじは10年と少し前、私の人生に飛び込んできました。だから、もみじだって私の幼い頃を知っているわけではないのですが、日本とカナダ、両方でともに暮らした存在がいるというのは私にとって貴重で心強く。こちらに越してきたばかりの当時、遠く感じるばかりの故郷を、もみじと暮らした日本の生活の思い出に見出していました。
抱きしめればあったかくて、ふわふわと柔らかく、犬特有の香りがして、澄んだ黒い瞳でこちらを見つめ返し、いつも嬉しそうにしっぽを振る。その全てでホームシックを吹き飛ばしてくれました。
例えばストレスを感じた時には、もみじと散歩に行き彼女が歩く姿を見つめているだけで、沈んだ心も浮上します。言葉は交わさなくても、繋がっているリードから、そしてボディランゲージから、私たちはちゃんと会話をしているのがなんとも幸せ。
もみじは、自分で自分を養う術を知りません。そういう意味では彼女は私たちの庇護のもとにあると言えるでしょう。でも本当は、私たち(私と夫)の方がよっぽどもみじのことを必要としているのではないかなってよく思うのです。
今までもこの先も、私はずっと返せないほどのものをもみじにもらっています。毎日毎日溢れんばかりに私たちに向けてくれる愛情と前向きさに、応えていきたいし、それを受け取るにふさわしいヒトでありたいななんて思うのです。もみじ、大好きだよ。お誕生日おめでとう!
と、とても感傷的な前半に付き合ってくれた方、どうもありがとうございます。それでは次の話題、クリスマス色の靴下!
靴下用の毛糸の中には、糸を変えずとも自動的にストライプ模様になるように計算して染められたものがあるんですね。手間いらずで可愛い模様ができるのでとっても人気があります。
そんなセルフストライピング糸を手染めしているブランド、Stray Cat Socks、しばらく前から良いな〜と目をつけていたんです。
今回私が購入したのはJoyeux Noëlというクリスマス色の毛糸。そしてそれに合わせた赤い単色のミニサイズ。猫ちゃん柄のパッケージも可愛すぎ〜!
使ったパターンは Susan B. Anderson さんの Smooth Operator Socks Pattern です。カラフルな毛糸を目立たせたくて、パターン自体はとってもシンプルなものにしてみました。
かなり大満足の編み上がり〜!色が自動的に変わってストライプ(ボーダー?)模様が出てくるのが楽しくて病みつきになります。
靴下は以前夫に編んだものと、姉に編んだものがあるのですが、自分用に完成させたペアはこれが初めて。クリスマス当日ずっと履いていたのですが、とっても心地よいですね手編み靴下!もちろん使用した毛糸が柔らかく肌触りがいいというのも多いにあるかと思います。
今年、もっと靴下を編むのが楽しみ〜。すでに他の靴下パターンをいくつか購入しました。一言で靴下と言っても本当にいろんな編み方が存在するので、自分に合った方法を見つけるべく色々試してみたいと思っています。
編物ラーの皆さん、お気に入りの靴下パターンはありますか?
Jan 8, 2018