フード付きコート
デニムショートジャケットとグレーショートジャケットに続き、今シーズン3着目のアウターが完成しました!
コートを作るのは2着目。グレーのアウターばっかりですが今回もグレー。笑 グレーって好きなのでつい色んな丈や素材で揃えたくなってしまうのです。
今回はチャコールグレーのウール。遠目で見たら黒っぽくも見えるかな、という濃さです。
去年終わりだったか今年初めだったかにセールになっていた生地で。
使った型紙はこちらの"Female 2010 秋"よりステンカラーコート。今年のアウターはこの雑誌のこの号が大活躍!
この号のアウターは秋用なこともありどれも裏地なし。
私は今回のコートも完全自己流で総裏地にしましたが、独学では知らないことばかりなので、そろそろアウター作りの本を買って勉強せねばと思います。
接着芯なんかについても(使う種類や貼る場所など)こういった雑誌や本にはあまり詳しく説明がないので、ここで一度ちゃんと勉強しておこうかと。
最初はパターン通りステンカラーにしようと思っていたのですが、ふと、、フードをつけたい!と思い立ちまして。
もともとフード付きのデザインて好きなのですが、雪が降る地方に住んでいると便利なんです。
この辺りの雪はさらさらパウダースノーなこともあり、雪の時に傘をさす人はほとんどおらず、アウターのフードを被ったりニット帽を被ったり。おそらくカナダの多くの地域の人がそんな感じじゃないかな?
で、去年のドットコートが丸襟だったんで、今回はフードをつけてみることに。
フードのパターンはFemale 2011-2012 冬号より、ダッフルコートのフードを使いました。
フードはマチ付き。
今年はアウターをたくさん作って腕を上げたいというのが目標だったので、今まで作ったことのない玉縁ボタンホールにも挑戦しました。(玉縁ボタンホール=仕立ての良いお洋服、というイメージなので作ってみたかったのです。)
これがなかなか苦戦しました。
工程自体は理解できる。でもそれを綺麗に均一仕立てていくのがすごく難しかったです。
写真を見ていただいて分かるように、切り込み方が悪かったのかシワになってます。一応2つほど練習してから本番に挑んだのですが… 接着芯の種類や張り方も関係あるのかも。
もちろん計って作ったんですが実際ボタン止めてみたら、もうちょっと横幅を長くした方がすっきり見えたかな。ボタン止めるとボタンホールがパツパツになってしまいました。
箱ポケットも今回のように切れ込みを入れて作る一般的な方法は今回初めて。
ハサミを入れるというのが緊張してすごく苦手なので、神経使いました。
でも箱ポケット、やっぱり見た目がシンプルで素敵!頑張った甲斐あり!
玉縁ボタンホールもね、綺麗に出来ていたらきっとそう思えたと思うんです。
でもいまひとつな仕上がりだからか、あまり愛着を持てない。笑
魚の唇に見えてしょうがない。笑 ムニムニ動き出しそう!
そんな訳でうーん、毎回タマブッちゃんにしなくてもいいかな?と個人的には思いました。
新しい技を覚えるのは好きだし手芸の醍醐味の一つだと思っているのですが、玉縁ボタンホールに関しては私は無理に頑張って習得しなくてもいいかな、と。笑
手作業の細やかさは失われるかもしれないけど、ミシンで作るスレンダーなボタンホールもそれはそれで良い。
きっと上手に出来てたらまた違う感想だったと思います。だって洋裁名人の作る玉縁ボタンホールはシュッとしててとても綺麗だもの。
またそのうち克服したいと思う時がやってきたらその時作ってみます〜。
趣味だから、自分の好きなようにやってみたいように作るのが一番ですものね。
ボタンホールはじめ、綺麗にできてない部分がたくさんです。それでも初心者(の独学)なりに頑張ったのね、と優しい目で見てください。
ボタン、大きめを選んだつもりだけどアクセントにするならもっと大きくてコロンとしたもののほうがよかったかな。もし今後もっといいボタンに出会ったら付け替えるかも。
リラックスしつつも緩すぎないボックスシルエット。
今回のコートの一番のお気に入りポイントはおそらく裏地。大好きなドット!
続けて無地のものばかり縫ってちょっと飽きてきたところだったけど、この裏地は見るたびニマニマ。
今回も、ここをこうすれば、あれをもっと勉強しなくては、という点がわんさかありました。
どんなプロジェクトでもそれはあるけれど、やっぱりアウター作りはよりそういう部分が多い気がします。
でもやってみなくてはわからないことがたくさんあるので、勉強しつつ反省しつつどんどん作っていきたいと思います!
今回嬉しかったのは、肩幅の感じがなかなかうまくいったこと。
自分の肩より広すぎず狭すぎず、ボタンを留めても動きやすい大きさに出来て良かった!
あと袖。背が低い(=全部が短い)私にとって、袖の長さがぴったりのアウターは既製品ではほぼないのでかなり嬉しい!もたついたりしなくて、袖丈が合うってこんなに快適なんだ〜と感動しております。
ポケットはパターンより若干上につけたけど、もう少しだけ上でもよかったかな。
今回のこのコートはインスタグラムにて#2016コート祭 に参加しています。
"裏地付きコート作りに挑戦してみんなでコートを見せ合おう"というコート祭りでして、ソーイングスペシャリストのかたやまゆうこさん主催です。
詳しくはかたやまゆうこさんのブログにて。
参加は自由でエントリーなども必要ないとのことでした。私はブログで先に参加表明をしませんでしたが、インスタの方でハッシュタグ使わせていただいてます♪
Sep 28, 2016