金魚柄のワンピース
9月がやって来ました〜!秋は一番好きな季節。澄んだ空気に抜けるような青い空、鮮やかに色づく葉っぱたち。良いですよね〜。
今年最後の真夏ものは、金魚柄のワンピース。
私、金魚柄の浴衣がとっても好きなんですよ。でも浴衣を着る機会はこちらだと全然ないし、かといって日常で身につけるほどの勇気もなく。浴衣の代わりに金魚柄の布でワンピースを縫いたいと長らく思っておりました。
反物ではなく、普通の布として売っている金魚柄って小さい子向けの色や柄行きが多く、できるだけ大人っぽいものを探していた私のレーダーに引っかかるものがあまりなくて…ところがある日、カナダのオンラインストアでちょうど良さげなものを発見!Spool & Spindleというお店で購入しました。柄の大きさも程よく、水色のストライプは水流っぽいし、ビスコースポプリンで薄くて軽いのも良い!
型紙はMcCall's M7381を使用。身頃がカシュクールっぽくなっていて、前で結べるデザイン。
Cバージョンを使って、スカートの丈と袖を少し変更(長めのミモレ丈、袖は少しフレアに。)
このワンピース、構造がちょっと面白いんです。それなので難しいかな?と思いましたが意外とそんなことありませんでした。
今年の夏は、ウエスト真ん中で結ぶデザインのワンピースをよく見かけた気がするのですが、ウエスト部分が露出するものが多くて。露出苦手派の私としては、このパターンはウエスト完全カバーしつつ結ぶデザインだけ取り入れていたのがポイントでした。
肩に入ったプリーツと、前中央の結ぶ箇所の効果で、布が幾重かに重なっているように見えます。結び目を解くとこんな感じ(下画像)。解いてもウエストの左右身頃同士、さらに身頃とスカートが完全合体しているので安心安全。
説明書によると、カシュクールの重なる部分はスナップボタンで留める仕様のようでした。後ろウエストがゴムなので、前を閉じてしまっても着脱に問題なかったため、私はスナップボタンではなくそのまま手縫いで縫い合わせてしまいました。
このワンピース、ウエストのデザインが前中央からサイドにかけてなだらかなカーブを描くようになっているんです。デザインとしてはとても可愛いと思うのですが、私の体型だと横から見た時スッキリしないような。もし次作るとしたら真っ直ぐなウエストラインになるよう引き直すかもしれません。
丈は長めのミモレ丈。背が低いので中途半端な丈は難しいの分かっているのですが、マキシ丈は裾が汚れたり踏んでしまったりするので、ミモレ丈の方が楽なんですよね。
2週間ほど前に出来上がったのですが、肌寒くなってしまったのでこれも来年までお預け。今年は着る機会がなかったけれど、来年すぐに新しい夏物が着られるのは嬉しい。
この布、気に入ってしまったので買い足してブラウスを作りたいなぁと思案中。。。
Sep 6, 2018